「桐島、部活やめるってよ」
著:朝井リョウ
定価1200円(税抜)
第22回小説すばる新人賞受賞、
王様のブランチ、読売新聞、an・an、週刊朝日他
メディアでも絶賛。
バレー部の頼れるキャプテン、桐島が
突然部活をやめた。
桐島の退部は、田舎の県立高校に通う
5人の生活に 波紋を及ぼす。
これは桐島の物語ではなく
桐島と同じ高校の友人・知人が繰り広げる
それぞれの高校時代の物語。
高校時代というものは
人の一生で、本当に本当に特別な時間。
小さい「高校」という組織の中で繰り広げられる
繊細な心の動き、 特に女の子の、
好きや嫌い、羨望や嫉妬、上とか下、、
そういった言葉に出来ない繊細な感情が
面白いくらい忠実に表現されています。
見た目が派手で、かっこいい彼氏がいて
いつも目立つグループのあの女の子だって
家に帰れば 誰にも言えない悩みがある。
スポーツも出来ないし 制服もかっこよく着れない
地味なあの男の子だって
生活の全てを賭けて熱中できることがある。
同じ時間を共有できる友人がいる。
喋ったことなんて一回あるかないかの
クラスの中心にいる目立つ男子だって
そんな彼を心の中で羨ましいと思ってたりする。
高校時代が一気によみがえる
青春ど真ん中の、深い作品です。
ここまで高校生の気持ちを汲み取れる作者って
本当にすごい。特に女性の心の動きに関して。
作者が男性ってことに驚き。
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青春時代を振り返りながら
私も読んでみようかな(^^)
男性が執筆ってのが凄い!
そんな女性の気持ちがわかる
男性に出会いたいものね*笑
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こけこっこさん、読書好きなんですね、この本今日面白そうと思い買うか悩みましたが、違う本を買いました~
これから宜しくお願いします~