★毎日に感動を・・・「ザ・バースデー 365の物語」

「ザ・バースデー 365の物語」

ひすいこたろう/藤沢あゆみ　著

1365円（税込）

※写真は１月～６月までの前編

毎日が、”今日”が、

大切な一日になる・・・

１月１日から１２月３１日まで

その日に由来する３６５日分の物語を

私の大好きなひすいこたろう氏と藤沢あゆみ氏が

書き上げた本。

ひすいこたろう さんのとっても素敵な本は

こちら でご紹介しています♪

何気ない毎日。

でも今日は大切な”あの人”が生まれた日だったり

”あの人”が伝説を作った日だったりするんです。

朝、通勤、通学中に

今日の日付の物語を読むと

「今日も一日頑張ろう」　って思える

そんな本です。

その中の一日、一話だけ

みなさんにご紹介したいと思います。

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４月１９日

最初の一歩の日（地図の日）

涙なしには地図が読めなくなる話

もう、この話を知ったら、僕は涙なしには地図を見れなくなりました。

最初の一歩の日。

これは１８００年の４月１９日、伊能忠敬が地図をつくるために

蝦夷地の測量に出発したことに由来。

このとき忠敬５５歳。もうこの時代ではご臨終のお年頃です！

しかしその後、１６年間にわたって全国を測量して歩き、

日本最初の本格的な実測地図を作成しました。

そもそも忠敬は地球の大きさを測ろうとしていたのです。

北極星の位置と見上げる角度から計算して、

江戸から蝦夷地まで測れば割り出せる、と考えたのです。

江戸幕府の許可をとって、昼は海岸を歩いて測量し、夜は天体観測。

こうして１６年間にわたって、全国の海岸線を

わらじ履きで歩き回って測量し 日本最初の地図は完成するのです。

総歩行距離４万km。地球一周と同じ距離です。

測量を終えた時、忠敬は何と７１歳でした。

当時では、もう来世と言っていいお年頃です。

驚きべきは地図の精密さです。縮尺１万分の１の地図で表してみると

誤差はわずか０．１６ミリです。

忠敬は完璧に同じ歩幅で、正確に歩く訓練をしていたのです。

地図、それはひとりの男が人生をかけたドラマだったんです。

しかもです。忠敬がつくったこの地図が日本を救ったのです。

１８５３年、４隻の黒船で浦賀にやってきたペリー。

日本に開国を迫る以外にもミッションがあったんです。

それが日本列島の測量。

幕府がアメリカに従わない場合、

江戸の町を砲撃することを考えての上です。

しかし測量をするうちにペリ－は驚きます。

地形が全く地図どおりなのです。

ペリーはこの日本地図が方位もでたらめで

単なる見取り図だと信用していなかったのです。

あまりに精密な地図だから、日本は恐るべき技術を

もつ国だと認識したペリーは、琉球に引き上げていったのです。

忠敬ウォーキングが日本を救ったのです！

その最初の一歩を踏み出したのが、４月１９日です！

「０と１の間は、１と９９の間より広いと私は思います。

だからこそ、最初の一歩を踏み出すことは、大変な価値があるのです。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－渡邉美樹（ワタミ会長兼ＣＥＯ）

最初の一歩。今日はゼロから１を生み出す日にしよう。

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購入は全国の書店、

もしくはからも出来ますよ

ザ・バースデー 365の物語<1月～6月＞/ひすいこたろう

ザ・バースデー 365の物語<7月～12月＞/ひすいこたろう

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